こんにちは。木谷仏壇 丸亀本店です。
暗くなるのが早くなり、冬の訪れを感じますね。
皆さん、ろうそくには“和ろうそく”と“西洋ろうそく”があるのはご存知でしょうか?
大きく違いをわけると
- 和ろうそくは原料が植物性油脂、西洋ろうそくは石油系のパラフィン
- 和ろうそくの芯は和紙、イグサなど 西洋ろうそくは糸芯
- 和ろうそくは西洋ろうそくより炎が一回り大きく、長持ちする
といった違いがあります。
植物性のろうそくは油煙が少なく、お仏壇やお部屋を汚しにくいのが特徴です。
また、西洋ろうそくより炎が美しいのも、特徴の一つです。
今回はそんな和ろうそくを紹介していきたいと思います!
白色の和ろうそく・朱色の和ろうそく
白色は日々のお勤め、葬儀などの普段使いに、朱色はお祝い事やお正月、報恩講、法要(宗派によります)などの特別な日に使われます。
和ろうそくには碇型と棒型と形があり、浄土真宗の本願寺派、真宗大谷派は碇型、興正寺派は棒型と形が決まっています。
報恩講の時にはぜひ、朱色の和ろうそくを使ってみてください。
絵ろうそく
ひとつひとつ手描きで描かれた和ろうそくになります。
1月から12月までの四季折々のお花が描かれているため、月命日のお供物としてもオススメです。
火をつけずに、ローソク立てにたてておくだけでも綺麗ですね。
こちらは先に紹介したものよりも小さい絵ろうそくになります。
手描きではなくプリントしているものになります。
小さいサイズになるので、扱いやすい和ろうそくです。
《和ろうそくをお使いの際の注意点》
和ローソクの芯は、燃え進んでも黒く炭化したまま残ります。
そのまま使っていくと炎が大きくなります。
なので、火箸や芯切バサミ等の道具を使い芯の長さを調整するようになります。
長い和ろうそくの場合、芯切りをする必要があります。
短いろうそくでも芯切りをしていただいた方が安全に使用していただけます。
和ろうそくをご使用の際は芯切の道具も合わせてご購入下さい。
この機会に是非、和ろうそくを使ってみて下さい。