皆さんこんにちは、愛媛 木谷仏壇 新居浜店です。今回は辰巳正月についてです。
日本では、人が亡くなると親族は一定期間喪に服して、日常とは異なった生活をするという風習があり、この期間を「喪中」(ほぼ一周忌)とよんでいます。
忌引期間(四十九日の法要まで)が過ぎたら普段の生活に戻ることがほとんどですが、正月祝いを控えるという風習は今でも残っています。
昔から「死」はけがれたものと考えられていて、「忌」はけがれが強い期間、「喪」はけがれが薄まり、故人の死を偲ぶ期間とみなされています。
現在でも忌中の間はお慶び事は行わないですよね。喪中の正月には年賀状は出しませんし、お節料理なども控えます。そんな行事も年々すたれてはきていますが。
では、「辰巳正月」とは何でしょうか?
由来は色々な説があるのですが、来年のお正月を迎えられなかった方へ身内の方が一足先にお祝いするという行事です。
しめ縄を飾ってお餅を分け合って食べて「私たちは元気で仲良く過ごしています」と伝えます。
今年の辰巳は3回あります(通常は2回)。最初の辰巳は12/1、2です。天候や、お仕事などで日にちはずらしていただいても大丈夫だと思います。


新居浜店では、〆縄(逆さに編んだ)のみですが、無料で配布しております。店頭スタッフまでお気軽にお声掛け下さい。
ご予約が無くても大丈夫です。